日本は女性の政治家が少なすぎる。
オトコ社会の弊害の象徴だ。と言われる。
世界に比べて低い割合
確かに現実はそうだ。
国連のＵＮウィメンなどの調査によると、国会議員に占める女性の割合は、日本はOECD加盟国最低で、女性閣僚の比率はＧ７で最低だ。
世の中が男女半々なのを考えれば、女性の国会議員や閣僚は確かにもっといてもいい。
しかし、数さえ増えればいいというものではない。
問題は「質」である。
いやしくも国民の代表として国政を議論したり、大臣として国民生活に関わる重要な判断を下すのであるから、しっかりした人に役割を担ってもらわなければならない。
ただ、その部分がすごーく不安なのである。
主な女性議員の実績は
主な女性国会議員や女性閣僚のこれまでの実績を見てみよう。
〇稲田朋美 安倍総理にかわいがられ、防衛相に就任も、部隊視察にハイヒールでさっそうと登場し大ブーイング。国会で何を聞かれてもまともに答弁できずサンドバック状態に。
〇片山さつき 東大出身、エリート官僚から政界入り。「ミス東大」が惟一の売りだが、そのたびに「こんなのがミス東大？」とあきれられて現役東大生やＯＢにとっては頭痛の種。
〇小渕優子 ピカピカの２世議員だが、さしたる実績なし。政治資金規正法違反に問われたときに、事務所のパソコンを電動ドリルで壊したワイルドウーマン。
〇豊田真由子 「このハゲー」「ちーがーうーだーろー」で一世を風靡。インパクトだけは総理級。
〇蓮舫 人には厳しいが自分にはやさしい。二重国籍問題では苦しいいいわけを連発、仕分けで見せた切れは人を責める時だけというのが露呈。グラビア時代が最盛期。
〇野田聖子 国会審議中に話を聞かず、おしゃべりして友党の公明党からも叱られる。夫はその筋の人。
〇山尾志桜里 「保育園落ちた、日本死ね」のＳＮＳの書き込みを国会で取り上げ時の人となるが、早速文春に妻帯者男性との不倫疑惑を書かれて轟沈。
〇福島瑞穂 憲法９条を金科玉条とし、これさえ守っていれば中国も韓国も北朝鮮も何があっても日本には攻めてこないと信じているメルヘンおばさん。
〇三原じゅん子 頑張って調べたが、主だった実績は見つからず。「セクシーナイト」で燃え尽きたか。
〇橋本聖子 五輪相だがお飾り状態。谷亮子もそうだが、オリンピックで活躍した人がなぜ議員にふさわしいのかは全くの謎。
男性議員もひどいが……
もちろん、男性議員にもめちゃくちゃな人はたくさんいる。
でも、女性議員のこれまでを振り返ると、もし、女性議員が今の２倍、３倍に増えたら、残念な議員も２倍、３倍に増えるのではないかという疑念が拭い去れないのだ。
若い今後を担う女性が憧れるような女性議員はほとんどいないと言っていいと思う。
優秀な女性は、おそらく別の道を歩むのであろう。
有能な女性議員を増やすためには、ドイツのメルケルをトレードで日本に招き入れるぐらいの大胆な方策が必要なのかなあ、と思う次第である。