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ナンパ大作戦(2)

毎週日曜日の「ナンパ大作戦」が失敗に失敗を重ねていたある日のことだ。 おっさんと知り合いに  いつものように五稜郭の芝生に座り込んでぐだぐたしていた時に、 「…

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ナンパ大作戦

僕は高校生の時、北海道の函館にいた。 全寮制の男子校であった。 右を向いても左を見ても  当然のことだが、学校の中では、右を向いても、左を見ても、男だらけであ…

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おたまじゃくし見ちゃった

 僕は奥手だった。  性に目覚めたのは中2の夏である。  ある日机に向って勉強をしていて、何を思ったかふとおちんちんに手をのばしてみた。  触っていると妙に気…

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鬼怒川温泉の悲劇

その日、僕は鬼怒川温泉にいた。4つ年上のカメラマンの小森さんと一緒だった。 取材を終えた夜  日光、草津、箱根、熱海といった有名観光地を巡り、お土産物の取材を…

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おしり枕の誘惑

 「ねえ、なんかしてみたいことないの」。  みゆきちゃんが言った。 思ってはいるけれど……  僕は頭の中はスケベであるが、実際の行為は淡泊である。 いつも、一…

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奇跡の電話(2)

別れた後も、僕はずっと理恵ちゃんのことが好きだった。 でも、復縁を迫る勇気はなかった。 月日は流れて それから4年が過ぎた。 僕は東京で就職し、理恵ちゃんは卒…

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奇跡の電話 (1)

「おい、めちゃくちゃかわいい子が新しく入ったぞ」。 同級生の柿沼くんが興奮した面持ちで言った。 早稲田の軟派サークル  僕は大学2年生、「サッカー&テニス」の…

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一糸まとわぬ初対面

 僕には子どもが3人いる。 長女、長男、次男である。 それは次男・真二郎が大学1年生の時であった。 彼女いない歴19年  真二郎は生まれてから19年間、一度も…

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妻はヤンキー

 僕は25歳の時に結婚した。  妻は同い年の25歳で、幸子といった。 飲み屋でナンパされ ちょっと珍しいパターンで、21歳の時に幸子の父と知り合ったのが結婚の…

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歌舞伎町の恐怖

「先輩、うれしいっす。ありがとうございます!」。 竹内君が電話口ではしゃいだ。 初めてのボーナス 竹内君は大学のサッカーのサークルの後輩である。 僕は大学を卒…